2013年04月26日
創作ポエム
創作モノをこちらへ入れていこうと思います。
少しずつ、ゆっくり。
手始めに軽い(内容は軽くない?ー笑ー)モノを。
恋のおわり
ねぇ、おまえ
おまえは、私の大切な大切な最後の恋だったのに
手から砂がこぼれ落ちるように
羽毛が風に運ばれて飛んでいってしまうように
私の胸のすきまから知らないうちに少しずつ
いなくなってしまうの?
あるとき、突然現われたおまえは
私を嵐の海へ放り投げた
味気なかった日々を
苦しいほどに光り輝く美しい営みに変えたおまえ
胸ときめかせておまえと向き合ったあのときの驚きと狼狽
私の胸をいっぱいにふくらませ
おまえさえいれば他に何もいらない
と思わせたのではなかったのか
目と心を他のものへは使わないで
見るもの聴くもの
笑うことも泣くこともおまえに結びつけ
共に歩んできたのではなかったのか
そして
昔に嬉しがっていた物全部
束にして取り替えても惜しくないと
思ったおまえではなかったのか
華やかに始まったおまえとのつきあいは
ときに涙を誘い、ため息と嫉妬、猜疑心という
恐ろしげな心の動きまでも起こさせてくれた
おまえを
少女のように、あるいは姉の、妹の心で見つめ
でも無論、ほとんどはオンナの心で
話しかけていたのを解ってくれていただろうか
お前を知ったはじめは
まるで手綱から離れた暴れ馬のように
荒れ狂う狂気の心をどうすることもできなかった
おまえが起こす出来事が
私をどれだけうろたえさせただろう
味気ない人生の終盤に
これほどに豊かな愛を誰が味わえただろう
しかし
燃えさかっていた炎が今は埋火となったのか
あれほど荒れ狂っていた血潮が
今はまるで春の夕凪のように優しい
お願いがある。
まだ、私のもとから離れないでおくれ。
ねぇ、私の恋よ。
ねぇ、おまえ
おまえは、私の大切な大切な最後の恋だったのに
手から砂がこぼれ落ちるように
羽毛が風に運ばれて飛んでいってしまうように
私の胸のすきまから知らないうちに少しずつ
いなくなってしまうの?
あるとき、突然現われたおまえは
私を嵐の海へ放り投げた
味気なかった日々を
苦しいほどに光り輝く美しい営みに変えたおまえ
胸ときめかせておまえと向き合ったあのときの驚きと狼狽
私の胸をいっぱいにふくらませ
おまえさえいれば他に何もいらない
と思わせたのではなかったのか
目と心を他のものへは使わないで
見るもの聴くもの
笑うことも泣くこともおまえに結びつけ
共に歩んできたのではなかったのか
そして
昔に嬉しがっていた物全部
束にして取り替えても惜しくないと
思ったおまえではなかったのか
華やかに始まったおまえとのつきあいは
ときに涙を誘い、ため息と嫉妬、猜疑心という
恐ろしげな心の動きまでも起こさせてくれた
おまえを
少女のように、あるいは姉の、妹の心で見つめ
でも無論、ほとんどはオンナの心で
話しかけていたのを解ってくれていただろうか
お前を知ったはじめは
まるで手綱から離れた暴れ馬のように
荒れ狂う狂気の心をどうすることもできなかった
おまえが起こす出来事が
私をどれだけうろたえさせただろう
味気ない人生の終盤に
これほどに豊かな愛を誰が味わえただろう
しかし
燃えさかっていた炎が今は埋火となったのか
あれほど荒れ狂っていた血潮が
今はまるで春の夕凪のように優しい
お願いがある。
まだ、私のもとから離れないでおくれ。
ねぇ、私の恋よ。
え~と、一時期「○流」に乗っかっていまして・・・・
チョト狂っていましたね~ ^_^;
by もり
Posted by 信濃文学会「むかごの会」 at 09:59
│もり番!